[まとめ] 商用利用・再配布OK、利用報告の必要もない、フリーの漢字対応フォント

2017 年 8 月 16 日 Categories: 素材 | Tags:

【2017年08月16日 追記・修正 『JKゴシック』などを追加】

最近では商用利用もフリーな日本語フォントが増えてきたが、デザイン利用はともかく、プログラムなどでフォントファイルそのものを使う場合、再配布もOKでないと問題が出てくる。

そこで、常用漢字に対応し、利用報告の必要がなく、商用利用できて、かつ再配布もOKなフリーフォントを集めてみた。

なお、再配布や改変についてライセンスが明記されていないものがあるものの、「自由に使っていい」などの表記がある場合は、このリストに含めている。以下の表記があるものには、少し注意してほしい。

再配布:OK?
改変:OK?

IPA系

ipa-mincho

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改変:OK
ライセンス:規約文書を添付すること。

IPAゴシック、IPA明朝など。

おなじみのフリーフォント。ほとんどの場合、このゴシック・明朝で十分。

IPAexは、等幅とプロポーショナルのフォントをひとつに統合したもの。

IPAmjは、漢字の種類などを拡張したもの。

改変OKなのだが、規約にユーザーが元に戻せるようにしなければならないとあるので、元ファイルを添付するか、公式サイトへのリンクを明示しておく必要がある。

M+ OUTLINE FONTS

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改変:OK
ライセンス:独自(ほぼフリー)

やわらかい感じだが、デジタルフォントらしくきっちりとしている。無償とは思えないクオリティ。

さまざまなフォントウェイト(太さ)、等幅、プロポーショナルなどが用意されている。

残念ながら、まだ漢字で対応されていないものがあるため、後述の他のフォントと組み合わせたものが使われることが多い。

こちらのブログを見ればわかるとおり、現在も開発がつづけられている。

M+系:MigMix(ミグミックス)フォント

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改変:OK
ライセンス:IPAフォントライセンス v1.0(規約の添付)

M+の足りない漢字をIPAゴシックで補ったフォント。

単に合成しただけでなく、さまざまなバランス調整も行なわれている。

後継のMiguなどもリリースされている。

M+系:JKゴシック

jk-l-mihon-1

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再配布:OK?
改変:OK?
ライセンス:独自

「平仮名・片仮名が女子高生風(?)な可愛いフォント」。

漢字部分はM+を利用している。そのため、平仮名・片仮名が独特で素晴らしいだけに、やや漢字と雰囲気が異なり、違和感が出てしまっているのが残念。

改変や再配布に関しては触れられていないが、「自由に使って頂いて大丈夫」とのことなので、おそらくOK。

M+系:超極細ゴシック体

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再配布:OK?
改変:OK?
ライセンス:独自

『「超極細」を目的とした 大きな紙をもとにボールペンを定規でなぞったようなイメージ』。

M+をベースに、全体の線を細くしている。

なお、そのため「小さな文字サイズでの使用の場合、印刷した時にかすれて見えなくなる可能性が高い」とのこと。

Cinecaption(しねきゃぷしょん)

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  http://chiphead.jp/font/htm/cinecaption.htm
改変:不可
ライセンス:独自

映画・ドラマの字幕のような雰囲気のフォント。

現在は公式サイトが消滅してしまっているため、Vectorからダウンロードするしかない。

いろいろなところで再配布しているが、作者本人がアップロードしたものはおそらくVectorのみ。

フォントポにほんご

image_nihongo

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改変:OK
ライセンス:IPAフォントライセンス v1.0(規約の添付)

手書き風だが、カクカクとした独特の雰囲気。

ゴシック体に近く、実際、漢字はIPAゴシックのものを利用している。

ライセンスはIPAフォントのものなので、そのライセンスに従う必要がある。

ぼくたちのゴシック

image_boku

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改変:OK
ライセンス:IPAフォントライセンス v1.0(規約の添付)

やわらかい雰囲気のゴシック体。

漢字はIPAゴシックのものを利用している。

ライセンスはIPAフォントのものなので、そのライセンスに従う必要がある。

みかちゃんフォント

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改変:OK(限定)
ライセンス:フォントそのものの販売は不可(改変したものを含む)。特にライセンス文などを添付する必要はない。

女性の手書き風フォント。堅すぎず崩れすぎずちょうどいい感じ。

プロポーショナルとプロポーショナルの太字のものもセットになっている。

押出Mゴシック(おしだしエムゴシック)

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改変:OK
ライセンス:M+ FONT LICENSE

細めのマジック(マーカー)で書いたような、シャープな雰囲気の字体。

M+系の「M+1c Thin」をベースにしてつくられた。

たぬき油性マジック

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改変:OK(限定)
ライセンス:出版社で発行する雑誌、書籍、CD-ROMへの収録の場合は要報告。フォントやその改変物そのものの販売は禁止。

マジックで書いたような質感のフォント。

きろ字

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改変:OK
ライセンス:New BSD License

手書き風フォント。

修正BSDライセンスなので、非常に自由度が高く、かつライセンス面でも安心感がある。

花園フォント

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改変:OK
ライセンス:独自/SIL Open Font License(デュアルライセンス)

常用漢字だけでなく旧字体なども含み、さらには中国語・韓国語の漢字までも含むものすごい明朝体。

その分、フォントサイズが18MB超ととんでもないことになっているので、特定の用途以外ではあまり使わないかもしれない。

花園明朝A(HanaMinA.ttf)と花園明朝B(HanaMinB.ttf)があるが、後者は前者に入りきらなかった漢字のみのフォントファイル。通常は、前者を使う。

デュアルライセンスといっても、オープンソースライセンスが必要なユーザーのためにそうしているだけ。ほぼ完全フリーの独自ライセンスだと考えていい。

フォントは、明朝体の中でもエッジが立っていて全体的にシャープな印象。

派生フォントもある(公式サイトを参照)。

たれフォント

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改変:OK
ライセンス:ほとんど制限なし

その名のとおり、たれた感じのフォント。

補記

想像以上に数が多い。随時追加していこうと思う。

【2013年04月07日 追記・修正 『ぼくたちのゴシック』を追加】
【2012年05月11日 公開】