Windows 10を強制終了・再起動させる方法:システムのシャットダウン 終了できないときの対処法など

Windows 10においてシステムの終了は通常、画面左下にあるWindowsアイコンのスタートメニューから行うが、他にも方法がいくつかある。

以下では、ややマイナーなそれらの仕方について紹介。

終了だけでなく再起動のやり方も基本的には同じだ。

* スタートメニューを右クリックすることでも「シャットダウンまたはサインアウト」のメニューを開くことができる。

ショートカットキー「Alt+F4」

Alt+F4で「Windowsのシャットダウン」を表示
>「次の中から選んでください」プルダウンメニューから「シャットダウン」
>OK

* Windows OSのシリーズでは昔からある伝統的な方法

Ctrl+Alt+Delの画面から

ショートカットキー「Ctrl+Alt+Del」
>画面右下にある電源のアイコン
>シャットダウン

* ロック画面へ移動したりユーザーの切り替えを行ったりするための特殊な画面。
* 普通はあまり使わない。

ショートカットファイル

デスクトップ画面やエクスプローラーのファイルが存在しないところを右クリック
>右クリックメニュー「新規作成」「ショートカット」
>「項目の場所を記入してください」欄に下記コマンドのうちいずれかを入力
>次へ
>名前を入力(名前はなんでもOK)
>完了

コマンド

画面左下のWindowsアイコンを右クリック
>「コマンド プロンプト(管理者権限)」または「PowerShell(管理者権限)」
>次のテキストを入力しEnter

完全なシャットダウン(非高速スタートアップ):
shutdown /s /t 0
* 「完全なシャットダウンを待ち時間0秒で行う=即実行する」という意味

高速スタートアップのためのシャットダウン:
shutdown /s hybrid /t 0
* 高速スタートアップ対応かどうかはWindows 10の設定しだい

完全なシャットダウン+再起動:
shutdown /r /t 0
* アプリやドライバの更新時に使う

再起動+自動サインイン:
shutdown /g /t 0
* 再起動後、最後に使ったユーザーで自動サインイン

強制終了
shutdown /s /f /t 0
* 未保存のファイルがある場合でもシャットダウン
* 「/t」が1以上の場合は自動で「/f」がつけられるので指定する必要はない

タイマー

上記の「/t 0」の数字部分を書き換えれば、カウントダウン形式の一種のタイマーにもできる。

例:30秒後に終了
shutdown /s /t 30

上記のとおり値が1以上だと強制終了の扱いになるので要注意(問題が発生しても警告が出ない)。


日時を指定したり、くり返し実行させたりするスケジューラ的な使い方をする場合は、Windowsの標準機能である「タスクスケジューラ」を使う。

ショートカットキー「Windowsキー+R」
>「taskschd.msc /s」と入力
>右ペインの「基本タスクの作成」
>「名前」「詳細」を適当に入力して「次へ」
>タイマーを開始するタイミングを選んで「次へ」
>選んだタイミングに応じて設定し「次へ」
>「プログラムの開始」を選択して「次へ」
>「プログラム/スクリプト」に「shutdown」のみ入力して「次へ」
>「引数の追加」に上記コマンドの「shutdown」以外の部分を入力して「次へ」
>完了

* 「taskschd.msc /s」の「/s」はなぜか必要(標準のショートカットファイルで指定されている)。

タイマーの停止・削除の方法

中央ペインの「タスクスケジューラ ライブラリ」にある自分がつくったタスクをクリック
>右ペイン「選択した項目」以下にある「無効化」/「削除」をクリック

バッチファイルの作成

上記コマンドのテキストを拡張子が.batのファイルに保存し、それを実行するとシステムの終了が始まる。

もちろんショートカットファイルを作成するのと似たようなものだが、こちらのほうが他のコマンドと組み合わせやすい。

ロック画面

スタートメニューを右クリック
>シャットダウンまたはサインアウト
>サインアウト
>画面右下の電源アイコン
>シャットダウン

* ロック画面とはサインイン画面のこと。
* いったんサインインしたあとでもサインアウトすればこの画面に移れる。
* サインアウトの方法は複数存在するが、ここでは割愛。

画面がうまく表示されないときの対策

上記の方法はいずれもGUI、つまり見た目のグラフィックに依存しているので、Windows 10の画面表示そのものがおかしくなったとき非常に扱いづらい。

というより事実上、操作不能になってしまうのでそういった場合は以下の操作(ショートカットキー)のいずれかを試してみる。

すべてショートカットキーでキーボードだけで操作できるので、ダメ元で試してみる価値はあるだろう。

【シャットダウン】

Alt+F4>「↓」矢印キーx3回>Enter
* ダイアログのメニューが環境によって違うこともあるので、その場合は実際のメニューを自分で確認して「↓」の回数を変える必要がある。
* Alt+F4はウィンドウを閉じる動作になることもあるので、システムがシャットダウンするまで何度も同じ動作をくり返してみる。

Windowsキー+X>U>U
Ctrl+Alt+Delete>Tabx7回>Enter>「↓」矢印キーx2回>Enter

【再起動】

Alt+F4>「↓」矢印キーx4回>Enter
* ダイアログのメニューが環境によって違うこともあるので、その場合は実際のメニューを自分で確認して「↓」の回数を変える必要がある。

Windowsキー+X>U>R

ハードウェアの電源ボタンを押す(電源を切る)のは、あくまで最後の手段だと覚えておこう。