[HTML] h1要素の正しい使い方:基本は1ページにひとつのみ() h2以降が基準になる見出しタグ – SEO効果も 一方、Web標準は

2020 年 2 月 7 日 Categories: HTML, IT, ウェブ | Tags:

【基本】

ひとつのウェブページ内に、h1要素はひとつのみ。

通常は、head要素のtitle要素と同一にする。

理由

それを想定している場合が多いから

実際の仕様はともかく、開発者や検索エンジンはh1要素がひとつだと想定していることが多いようだ。

こういった仕様に関する部分は、特に理由がなければ主流派に合わせたほうが無難だろう。

Google検索のサイト内目次ではh2が基準になるから

SEOでは最も重要なGoogleの検索結果の表示では、各ページの概要の下にページ内リンクの見出しが表示されることがある。

Google検索結果の表示の下部に見出し一覧がある

調べてみると、各ページのh2要素が使われているようだ。

結果的にSEOの面では、h1はページ内の各見出しのトップではなく、ページタイトルにのみ使ったほうがいいということになる。

解説

標準化団体によって仕様が異なる

Web技術の標準化団体には、大きく分けてW3C(World-Wide Web Consortium)とWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)の2つがある。

前者が先に設立されたが、「開発者のことを考えていない」として不満を持ったAppleやGoogleが中心となって後者の団体がつくられた。

以前W3Cは、HTML5でsection要素で囲めばh1の複数利用を認めていたが、HTML5.1ではその部分を削除。

つまり、h1要素は1ページにひとつのみとしている。

しかし、対するWHATWGでは、以前からh1の複数利用を認めている。

WHATWGが技術使用の策定を一括で担うことに

2019年になって、大きな変化があった。

WHATWGに技術仕様の策定を一任することが、両者の合意で決定したのだ。

よって、今後は一律に「WHATWGの仕様が正しい」ということになる。

要するに、W3CによるHTML5.1の勧告は無視してよく、仕様の面ではこれではっきりとした。

Google関係者は「いくつでもいい」

ただ、上記のことはあくまで建前の話。

気になるのは、検索サイト最大手Googleの考え方だ。

実は、関係者がTwitterで直接的にそのことについて語っている

As many as you want.

「つけたいだけつけていい」とのこと。

換言すれば、SEO的に影響するような要素ではないということだ。

結論

できればh1をひとつだけにし、記事内の各見出しはh2で書いたほうがいいが、気にするほどではない

ということになるだろうか。