[ゲームレビュー] Modern Combat 5 PC版(モダンコンバット5)詳細レビュー

2017 年 8 月 28 日 Categories: ゲーム |

とりあえず手軽にシングルプレイを楽しみたいなら、これ。Windowsアプリのため起動が速く、セキュリティ的にも安心。

元々は「Modern Combat 5: Blackout」という名称で、スマートフォン向けに有料で販売されていたもの。

それだけあって、F2Pとしては全体のクオリティはそこそこ高く、特にシングルプレイのモードは単体でも十分楽しめる(ボリュームや演出は物足りないが)。

単純にアサルトライフルなどで撃ち合うだけでなく、ヘリやボートから機銃を使ったり、スナイパーモードがあったりと、シチュエーションはけっこう多彩。

武器も、マシンガンからショットガンといった標準的なものから、グレネードランチャーやロケットランチャーなどさまざまな銃器が存在し、手榴弾も複数のタイプがある(+地雷)。

操作性

パソコン版は、オーソドックスな「マウス+キーボード」という形のため、特に問題なし。

全体的に動きがややゆっくりなのが気になるが、リアル系のFPSとしてはある程度しょうがないのかもしれない。

スマホ版はオートエイム(エイムアシスト)などの機能はあるものの、本格FPSゆえにタッチパネルでの操作は正直厳しい。

キャンペーン

ストーリーのあるシングルプレイのモード。

単純にクリアを目指す以外に、各ステージごとに設定されたミッション条件を達成することによってスター(☆)を集めていく要素もある。

そのスターが一定数に達すると、次のキャンペーンがアンロックされていくという仕組み。

中盤までは比較的簡単に次へと進めるのだが、それ以降は条件が厳しくなり、早くアンロックしたい場合はゲーム内通貨を使う必要が出てくる。

ちなみにきちんとしたストーリーはあるものの、内容は短く、けっして壮大なものがあるわけではない。演出面もほどほど。

成長要素

プレイヤーキャラクター

複数のクラスに分かれ、単に基礎的な能力が違うだけでなく、そのクラスごとに使える武器が異なっている。

初めは「ASSAULT」(アサルト)クラスしかないが、プレイヤーのレベルが上がっていくにつれて他のクラスがアンロックされていく。

スキルはクラスごとに決まっており、複雑なスキルツリーのようなものはなく、よくいえば初心者にわかりやすく、悪くいえば工夫の余地がなく玄人には物足りない。

普通にシングルプレイを進めていけば、少なくとも1クラスのスキルはすべてマスターできる。

アイテム

基本的には、ボックスからカードを得て、それを複数集めて武器やアーマーなどをアンロックして使えるようにするという、ゲームロフトのゲームでよくあるシステム。

クラスの低いアイテムは、シングルプレイのストーリーモード「キャンペーン」を進めていけばおおよそ手に入るが、それ以降がなかなか集まらない。

効率よくアンロックするには結局課金するしかなく、それをしない人はやることがなくなってゲームから離れていくという、スマホゲーム、ソーシャルゲームにありがちなパターンに陥りやすいのが難点。

マルチプレイ

こちらもマップ、モードともに、種類はそこそこある。基本無料であることを考えれば、必要十分だろう。

ただし、ことマルチプレイそのものに関しては、F2Pのゲームでありがちな、やや格差が出やすい傾向がある。

プレイヤーキャラクターのスキルは比較的すぐに習得できるが、武器と防具(アーマー)、特に前者の性能差が大きいにもかかわらず、その状態で戦うしかないため。

強化にかなりの時間をかけるか、課金するかしないと、ベテランプレーヤーと同じ条件で戦えないのが現実。

プレイヤーのランクに応じたマッチングシステムはあるものの、やや過疎の傾向もあるためか、残念ながらそれ自体あまり当てにならないので、マルチプレイに関しては注意が必要。

できればOverwatch的なアリーナシューターのように、性能差がないモードを実装してほしかった。

ゲーム内通貨、広告要素

ゲーム内通貨は2種類あり、使える状況が異なるため、ややわかりづらい。

広告動画を見ることで、プレイ以外でもある程度はためることができる。

スタミナ制

こちらもゲームロフト作品ではおなじみのシステム。シングルプレイでもマルチプレイでもスタミナをどんどん消費する。

回復手段は以下のとおり。

・時間の経過
・バトルの勝利
・広告動画(CM)を見る
・ゲーム内通貨を使う

スマホゲームでよくあるスタミナ回復アイテムは存在しないので、ややシビア。

全体の感想

基本無料で本格的なFPSを、モバイルでもパソコンでも楽しめることを考えれば、まさに「必要十分」のゲーム。

ただ、どうしてもマルチプレイがpay to winに近いのはネック。残念なのはそこだけか。