[スマートフォン] パソコンで使える、無料のAndroidエミュレーター一覧:Windows向け

2016 年 4 月 12 日 Categories: アプリケーション | Tags:

【2016年04月12日追記】Nox、YouWaveを追加

注意!

すでに、大半のゲームアプリがチート対策(不正対策)としてエミュレーターからは使えなくしているので、導入してももうあまり意味がない。

労力を考えると、素直に格安タブレットでも買って、そちらを使ったほうがよほど建設的。

Nox

今、一番おすすめできる完全無料のAndroidエミュ。

日本語版が正式にリリースされている、中国製のエミュレーター。日本語版公式ブログもある。

おそらく、無料で使えるもののなかでは最も安定している。特にゲームアプリの動作には定評がある。

一番のよさは、とにかく導入が簡単なこと。普通にアプリをインストールすれば、そのまますぐに使える。

また、標準でGoogle Playに対応済み。

マウス・キー入力のログ保存機能があるなど、開発者向け機能も充実している。

その他の特長

  • タッチ入力をキーボードでエミュレーション(割り当て)できる
  • ゲームパッド対応
  • 可変画面サイズ
  • マルチウィンドウ(マルチインスタンス)対応
  • スクリーンの動画撮影対応
  • バックアップ・復元機能
  • PCとのファイル共有方法
  • コマンドプロンプトからの動作設定・実行
  • スクリーンショット撮影機能

Bluestacks 2, 1

対応OS:Windows、Mac
UI:独自
ベース:独自
アプリの自動アップデート:対応

通常のアプリとして単純にインストールするだけですぐ使える。エミュレーター以前にパソコンのことがよくわからない人でも、Androidの知識があれば扱えるレベルなので、初心者におすすめ。

――だったのだが、今では無料版の制約やデメリットが大きすぎ、とてもおすすめできる代物ではない(ほとんどフリーソフトではなくなっている)。

くわしくはこちら


「BlueStacks=1つの仮想デバイス」という形なので、Android SDKのエミュや下記Genymotionのように複数の仮想デバイスをつくることはできず、細かい設定が全体的にしづらい。

動作は安定している。

ポートレート(縦向き・横向きの自動変更)に対応している。

デフォルトの解像度を変更するには、Windowsの場合、レジストリを直接いじるしかない(1の場合。Macの場合は不明)。

デフォルトでPCのキーボードやゲームパッドに対応しているが、設定が面倒。

メッセージ系アプリの『LINE』も動く。

くわしくはこちら

Andy

対応OS:Windows、Mac
UI:Androidオリジナル
ベース:VirtualBox

BluestacksやGenymotionよりも多機能であることを謳っている。実際のスマートフォンをコントローラ(ゲームパッド)として使えたり、マイクに対応していたりと確かに機能が豊富。

仮想環境の外にあるローカルファイルにアクセスすることができる。

Genymotion

対応OS:Windows、Linux、Mac
UI:Androidオリジナル
ベース:VirtualBox

無料版でもカメラやGPSのエミュレートに対応している。

高速をうたっているが、環境によっては起動も処理も遅い。

仮想デバイスを複数作成することができ、デフォルトでいろいろなバリエーションがある。Androidのバージョンも4.1から最新版までそろっている。

全体的に開発者向けという印象。ただし、無料なのは個人利用の場合のみ。商用利用は有料なので、自作アプリのテスト目的には使いづらい。

Android SDKの公式エミュレーターに近いためか、特定の環境では不具合が出ることがある。

現状、Google Playを手動でインストールしなければならず、またその手順がややこしいので注意。

Google Playのインストール方法

実は、GenymotionはARMエミュレータではなく独自にAndroidをエミュレートしている。だから、環境によっては高速に動作する。

しかし、そのために一部のアプリが動かない。

元々、無料版だけ提供されていたときにはARMエミュレータもGoogle Playも入っていたのだが、有料版を出す際、Googleの規約に抵触していたらしく、のちに削除された。

そこで、有志が下記のサイトで公開してくれているARMエミュレータ「Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip」をGenymotionの仮想デバイスにインストールする。

XDA Developers

このサイトはモバイル関連のプログラミングについてのサイト。上記のものは個人がつくったものだが、採用実績が豊富なようなので安心して使える。

ダウンロードしたファイルを起動した仮想デバイスのウィンドウにドラッグ&ドロップすればいい。

その後、再移動が必要になるが、この際、Genymotionのバージョンによっては、仮想デバイスのウィンドウを閉じてもVirtualBoxのプロセスが残ってしまうことがある。タスクマネージャで「VirtualBox.exe」を直接終了させるしかない。

次に、Google Playのアプリ・ファイルを同じページから仮想デバイスのAndroidバージョンに合わせてダウンロードする。

ARMエミュレータと同じように、起動した仮想デバイスにドラッグ&ドロップする。

もう一度再起動すると、Google Playがインストールされている。

Windroy

対応OS:Windows、Linux、Mac
UI:Androidオリジナル
ベース:独自

軽快に動くといわれているが、まだ発展途上の感が強い。

Google Playに非対応のため、.apkファイルを自分でエミュレーター用のフォルダに入れなければならない。

YouWave

対応OS:Windows
UI:Androidオリジナル
ベース:独自

低スペックのマシンでも動くことを謳っている。Windows XPにも正式対応。

無償版には、アドウェア(広告ウェア)がついてくる。有償版は、売り切り型で29.99ドル。

これといって特長がなく、しかもアドウェア付きなので使うべき理由はまったくない。

共通の注意事項

  • ライセンス上の問題でGoogle Playは手動でインストールしなければならない場合が多い。
  • ゲームのアプリは、チート対策なのか動かないものも多い(特にスクウェアエニックスのような大手のアプリ)
  • VirtualBox系のエミュは、Andoroid SDKのものとほとんど同じ。安定しているが、環境によっては処理も起動も遅い。